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2010年8月26日木曜日

渡米前の英語勉強③

渡米前の英語勉強①
渡米前の英語勉強②

11月: TOEIC 850 TOEFL-ITP 558
良く分からんがここで何かが起きた.牛丼チェーンのバイトを止めた分,急に時間が出来た.平日は7時間,休日は10時間以上は英語の勉強をしていた気がする.

このときまで抱えた悩みとしては,文法,単語,長文はやればやるだけ出来るようになるのが実感できたのだが,私は本当に本当に×100000リスニングが苦手で,どうしようもなかった.しゃれになってなかった.リスニングのほうが何故か出来る,という人が心の底からうらやましく,憎くもあった….

でもあきらめたらそこで終了です.通学,トイレ,食事の時間は常に聞きなれた英語を1倍速,1.5倍速または1.8倍速で聞き続け(もちろん聞き流しではなく),人気があればマンブリング,人気がなければシャドーイングにスイッチして常に英語に神経を研ぎ澄ます練習をしていた.
これとは別に毎日ディクテーション,リスニング練習,模擬試験を通して英語は聞き続けても,まだ全然リスニングが出来るようになる気がしなかった.

そしてTOEIC当日を迎えた.時計を忘れタイムマネジメントが出来なかったが何故か念願の800を超える.ずーーーーーーっっと目標にしていたから,まずは一安心.ほっ.ここまでの時点で既に何度もへこたれてたから,もしここで800超えてなかったら多分マジで心が折れてたかもしれない… あー,怖い怖い…

そしてTOEFL-ITPも550を何とか超えた.リスニングが半端なく苦手だったので,文法で満点を取ることを目標に勉強していた.てかここでしか取れないくらい未だにリスニングはしょぼいままだったのよ… ちなみにこれはオススメ.

12月: TOEFL-iBT 82 TOEFL-ITP 587
本番はこの月です.TOEICは中ボスです.ラスボスのiBTが待っていたのです,気を抜かずにせっせか勉強しました.特にiBTに関しては試験時間4時間の上,スピーキングとライティングがある.極めつけは,この試験文法がないくせに,リーディングセクション以外すべてリスニングが必要とか,もう俺をいじめているとしか思えん試験でした(ETSも元々そういう実践力の無い人間をふるい落とすべくこういう形式にしたらしいので,まぁ理にはかなっているとは思います).

そのあたりの対策なんてまだしてなかった上,時間もなかったので,もう思い切って実家に帰って,家事を全部親に任せ,起床時間は全てTOEFL対策に費やしました.
そしてTOEFL-iBT当日.リスニングが鬼過ぎて,もう全然何言ってるか分からないまま終わりました.どうせ無理だろーなーと思って到着した結果を見たら…80点超えてる!!!
唯一の得点源のリーディングで奇跡の満点-1点を取り,この窮地を乗り越える!!!

これは人生でトップレベルにうれしいときでした.個人的には大学受験の時より衝撃はでかかった.先の見えない勉強でいつもいつも不安で,結果も出せず,もう無理と何回あきらめかけたか分かったもんじゃなかったです.
あきらめないで勉強してよかったって,心の底から思いました.今だからもう言えるけど,とんでもない勉強時間割いていたのに,やってもやっても全然出来るようにならなくて,涙を流すことさえありました.

ちなみにリーディングはこれがよかった.単語は絶対これ!!!

そしてクリスマスイブにTOEFL-ITPを受ける.正直もうスコアは要らなかったので相当リラックスして受けたら自己ベスト更新.自分今まで体に力が入りすぎてたのかもしれない.

そしてサボってた卒論開始…そこには地獄の2ヶ月が待っていました….



ということで留学前の勉強記録は以上.このあと翌年8月の留学までは,留学生の友達と会話の練習したのと,単語の勉強くらいで大して勉強していませんでした.
あ,単語の語源学習は実に楽しいですよ.参考までにこれこれ

あ,これが英語スコアのグラフ.帰国後までついちゃったけどもう直すのめんどい.
$エンジニアのたまご


そして渡米.もちろん私の英語なんてカスもいいところです.からスタートでした.

アメリカでの奮闘気はまた次回.

渡米前の英語勉強②

渡米前の英語勉強①
渡米前の英語勉強③

------------ 2008年(学部四年) -----------------
4月:
そろそろ英語耳のルールにも慣れてきた.でもやはりリスニング力は向上しない.そこでweb調査をしピンと来たのがこれ.KHシステム.我が英語学習経験上,最強のインパクトを与えたこの本.一日30分毎日これに費やした.これと平行してディクテーションも毎日行った.
そういえばiknowとか言う当時流行ってた単語学習サイトを使っていたなぁ.

5月: TOEIC 760
KHシステムにはまりにはまる.もちろんディクテーションも毎日続けていた.さらにこの文法参考書を入手.これはまた革命的に分かりすい参考書だった.更にiknowもやっていて,一日3時間は英語の勉強に時間を割いていたような気がする.
バイトを4つ程掛け持ちしていて思うように勉強の時間が取れないとぶーぶー言っていた気もする.

6月: TOEIC 770 TOEFL-ITP 519 TOEFL-iBT 62 英検準一級 一次試験合格
単語が苦手なのを意識していたので,ここで準一級を受験.とりあえず単語を覚えまくった.この時期は一日6時間は英語の勉強をしていた気がする.もちろんリスニングもディクテーションもシャドーイングも文法も継続して.あ,本紹介はあとで追加.
それにもかかわらず,TOEICの点数が上がらず,TOEFLもだめだめ.自分が出来る限りすべての時間を使って英語の勉強をしていただけに,悔しくて悔しくて死にたいほどだった.このあたりから自分は一生英語のスコアが上がらないんじゃないかという恐怖に駆られ始める.

7月: 英検準一級 二次試験合格
さすがに大学院入試の勉強をしないと大変なことになるので,英検終わってからは英語を中断…

8月:
大学院入試のため引き続き中断.さすがに後半はバイトを休みまくる.

9月:
入試に受かった!記念に前半は旅行.後半は休みに休んだ分毎日バイト.

10月: 焦る.
TOEFLの締め切りは12月.はっきり言って,留学可能点数に遠く及んでいない状態から3ヶ月も英語の勉強をしていなかったんだから,能力が落ちているに決まっている.ここからTOEFLに特化した勉強を開始する.
東北大学主催のプラクティカルイングリッシュコースをここから3ヶ月間受講し,刺激を受ける.自分のひよっこさを再確認.今思えばあれはいいコースだったと思う.とにかくスピーチなりディスカッションなりをやらせるタイプの授業で,あれがなかったらスピーキングが必須のTOEFLiBTは終わってたと思う.

そしてクライマックス(?)へ続く

渡米前の英語勉強①

渡米前の英語勉強②
渡米前の英語勉強③

おいらの交換留学前の英語学習法を忘れぬうちに記述しておきたいです.時系列がいいかな.

ちなみに,以下に書くことはあくまで一人の人間の試行錯誤の例で,英語上達を保障するもではありません.
世の中には色々な考え方を持った方がいらっしゃると思いますので,私の考えを不快に思う人がいらしたら,申し訳ありません.


まず,おいらは「これさえやれば~」「楽して~」「聞き流すだけで~」系統のシリーズが

大嫌いです

最近石川遼君を使って,「聞き流すだけで口から英語が飛び出す」の教材宣伝がいたるところにありますが,あれ見るたびに不快です.(遼君にとやかく言うつもりはありません.彼は彼なりに努力をしていると思うので,尊敬に値します.むしろこんなくだらない宣伝に引っ張り出されてる被害者ではないでしょうか.)
そもそも「聞く」ことによって「話せる」ようになるってどんなつながり?素振りしてればピッチングがうまくなるってことと変わらない気がするのですが.(学者ではないので詳しくありませんが,相関が完全に無いとは言い切れないかもしれません.しかし的外れなのではないかなと,私は考えています.)

もし実際にそんな「楽してシリーズ」モノが期待通りの効果を持っていたら,日本はおろか世界中で大ヒット,文科省だって教育に取り入れること必至です.
しかし未だかつてそんなものはありません.なぜ?

そもそも語学なんて楽して身につけられるほど生易しいものではないと思うのです.
スポーツみたいなものではないでしょうか.

「これさえやれば一週間後にはレギュラーだ!」なんて本があったって信用しますか?
みんなスポーツは継続が命だって分かっているはずです.

なのにどうして「これだけやれば一週間で英語がペラペラ」等の甘い言葉には軽く釣られるのでしょう.

この二つの例は本質的には変わらないはずだと私は考えています.その信念の元勉強した私の学習記録をさくっと.

------------ 2007年(学部三年) -----------------
英語なんて全く興味なしでした.
何となく留学に憧れる.当時TOEIC470 TOEFL420 (後者は下から2%に入るという,奇跡的に低い点数だったらしい)

で,バイトで稼いだ金を全部はたいてカナダの語学学校へ行き,失望.交換留学をガチで決意.

9月: TOEIC 590
帰国直後にTOEICを受ける.なぜか前より点数が上がってる.

10月~12月:
とりあえず良く分からんがやるか!と,TOEICのリスニング教材をひたすら毎日やった.
寝る前には10分でも必ずやった.問題文を聴いた瞬間に答えが分かるまで同じ教材をやり続けた.

------------ 2008年(まだ学部三年) -----------------
1月: TOEIC 720
まぁよくわからんが700越え.しかしTOEIC 720なんて何も出来やしません.そのくせ何か英語が出来た気になってる一番あほな時期.今思えば本当に恥ずかしい.

2月:
でもリスニングが苦手なのは意識してたそこでこの本に出会う.英語耳.
寝る前に必ず10分~20分はCDを聞きながら音読練習をした.

3月: TOEIC 745
東北大学がトフルゼミナール講師を招いてTOEFL集中講座を実施.これに参加する.
周りのレベルの高さに絶望.TOEICのスコアも上がらず自分のちっぽけさを再確認.
引き続きTOEICリスニング教材をやりまくり,英語耳も毎日やった.
ここでさらにであった教材がこれ.えいご道場.ディクテーションソフト.めっちゃ厳しいソフトです.ここから毎日ディクテーション生活が始まる.始めは一時間近くこの勉強に時間を割いていた…

続く