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2010年6月5日土曜日

アメリカを飛び立つ前日につづったものを見つけたぞ

てなわけでコピペします。

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明日の朝にアメリカを経ちます.その前にちょっと旅行しました.

フィラデルフィアに行きました.韓国人のお友達のうちに一泊させていただきました.

次の日は東北大からのもう一人の交換留学生と,共通のマレー人の友達とフィラデルフィアを観光しました.

フィリー結構好きです.都会なんだけどどこかのどかな感じが,ボストンちっくでよいなと.

その後4度目のNYに行きました.両親が来たので案内しました.もうあの街で迷うことはないでしょう.

でも今まで僕も見たことのなかった博物館に行って,色々と勉強にもなったし,オフブロードウェイで本場のブルーマンやSTOPMも鑑賞できました.

もうNYで見るもんないぜってくらいツメツメスケジュールにして,いっぱい歩いてもらいましたw

両親にも満足していただいて安心しました.



いやはや、留学を通して、本当に良い経験ができたと思っています.

苦しいことがなかったとは言いませんが,それはむしろ色々と考えるきっかけたくさん与えてくれました.

その分楽しいことは本当に楽しむことができました.

アメリカに留学していなかったら今の自分はいないんだろうなと思います.

・少し将来の選択肢を広げられるようになりました.

・ちょっと世界のことに興味を持つようになりました.

・ちょっと日本のことに興味を持つようになりました.

・大事な仲間ができました.

・楽しく専門の勉強ができました.

・勉強が好きだと言えるようになりました.

そして思うのは,

・ここに来る前よりは英語は扱えるようにはなりました

なんてのは追加程度でいいんだなと思っています.

留学で得られるものって,語学云々よりずっと重要なものがあると思います.

確かに新しい英語の表現とか聞いて盗んで使って,みたいなことができるのも留学の醍醐味だと思いましたし,

それは楽しんでいました。

はじめのころは毎日帰宅すると,英語疲れとストレスで頭痛がしましたが,そんなことも懐かしいですw

あ,僕は特にアメリカナイズはされてないです.むしろ来る前より静かかもしれないので,テンション低かったらすみませんw

強いて言えば,

・アメリカのレストランの,もう食えねーってくらいのあのボリュームが大好きです.

・コーラ毎日飲んでましたorz

・アメリカのステーキ大好きです(もちろんうまい店を選んで)

・アメリカのポテトチップス大好きです.

・フライドポテトが好きになりました.

・フライドチキンが好きになりました.

完全に食はアメリカナイズされてました.ハンバーガーとかホットドッグとかピザとか,全然抵抗なく食べていました.

たまに日本食も食べてましたが.帰ったら焼肉食べ放題行きたいですよ.結局肉ですが.

本物のすしが食いたい.成田空港のお茶漬けが食いたい.鶏のから揚げが食いたい.本物のてんぷらがくいたい.茶碗蒸し.本物の照り焼き.

居酒屋のやわらかい生ビールが飲みたい.やっぱ日本のビールが好きだーー!

あ,カラオケ.ステートカレッジでもできたんですが,一人一時間$10というとんでもない価格でやってました.曲も少ないし.

あんなにケチケチカラオケする経験もなかなかいいものでしたw

結局何がしたいのかわからなくなったんですが,ただの回想でしたw 少しハイになってますね,すべてが終わったから.

何はともあれ,どれもこれもいい思い出ばかりです.僕が偉そうにいえる立場でもないですが,

少しでも興味のある方,むしろ無い方こそ,思い切って外に出たら,何かいいことあるはずです.

むしろ失うものは何もないんです.

そうそうここの学費って日本の国公立の8倍くらい高いのに,差額は払わなくていいんですよ!お得ですw

とにかく,ぜひ外に一回出てみて,ぜひ何かを感じて,それをみんなに発信してください!

このブログを読んでくださった方がどれほどいるのか,なんとなく把握してはいますがw,

私の独特の長文を読んでいただいて,ありがとうございました.

くだらない内容も多々ありましたが,何か少しでも感じていただけたなら僕はうれしいです.

アメリカでこの日記を書くのも最後でしょう.ここで少し謝辞を.

家族はもちろん,友人や研究室のスタッフ,東北大とペンステートの教務と留学生課,先生方とTA方,その他スタッフには本当にお世話になりました.

奨学金の給与も経済的に大きく支えてくれました.この留学を支えてくれた,すべてのつながりに感謝します.

それでは,アメリカ編これにて終了ということで.

Good Bye!!! PennState!!!

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ツッコミどころ満載ですが、こんなこと考えてたみたいですね。すでにアメリカ編じゃないジャンとかは無しでw

正直日本帰ってから自分の小ささを再確認してばっかなんですがwここででかいこと言ってるくせに中身ちげーじゃんって言われないような行動とります。

ま、そいじゃこれでPennStateLifeは終了となります。ではではまたどこかで!


2010年6月1日火曜日

遅くなりましたが

すみません、もうとっくに帰国してます。



5月21日に成田についてます。5月26日には仙台にきています。



向こうでもう少し書こうと思ってたら、気づいたらネット環境無くなって、気づいたら日本にいて、気づいたら仙台にいて、気づいたら普通に学校通ってます。



基本的に山にいるんで、見つけても幽霊と思わず声をかけてくださいね。



今は実家から片道1時間45分かけてきてます。



しばらくは実家から通います。



まぁでも無駄じゃないです。本読んだり、映画見たりしてるし。特に映画見てると変な目で見られてる気がするけど、まぁ気にしない。



帰国前に載せようと思ってた文書はきっとパソコンのどこかに保管してあるので、あとで上げます。



そしたらこの日記も閉じます。



それではまたー。


2010年4月22日木曜日

大学構造をお金の面から語ってるブログを見つけた

全部同じ人が書いた記事です.



イェール大でたったの3年9か月でphdと取った,とっても頭のいい人の書いたブログです.



ちまたにあふれる大学論について(ここはお金のことじゃなくて一般論)

http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20090304/1236175420





国内大学強化に向けた考察1(超お金のこと言ってる記事)

http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20090322/1237652312

同2

http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20090323/1237734027

同3

http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20090324/1237831487



読んでると分析がなかなかおもしろいのです.投資による収入が目下の課題ですか.



興味があったら,ぜひコメントも含めて読んでみて,何か感じてもらえたらなぁと思います.



話はそれますが,



僕は日本人の(自分を含めて)母校に対する愛校心の程度に寂しさを覚えています.同窓会がどういうものかって,もっとアピールしたらどうなのかな.



同窓会費とか一応払ってるけど,ちゃんと後世の教育のために使ってくれてるのかよくわからないし.しかも払わされてる感がいなめないw(どこもそうか)



それに,こっちでホームカミングデーなんて言ったら結構な大イベントでした.在校生も卒業生もお互いを大切に思っているんでしょうかね.(在校生はシュー活のコネづくりな感もありそうですがw)



OBOGの寄付金も結構多いようですねー.



この感覚の違いは,ある意味根づいてしまったものでしょうから,もっと大学側も動かないと学生の心は動かないっすよね.



まぁそれでも,お金の問題を抜きにして,卒業した大学に愛着を持つっていいことなんじゃないかなぁ,と思う今日この頃.



その気持ちがあれば自立して自分でお金を稼げるようになって成功できたら,少しでも恩返しとして大学に寄付したくなるものなんだろうなぁ.



大学で大したこと学んだ覚えないし!ってんじゃー話は変わるでしょうが.(もしかしてここと繋がってる??)



僕はPenn Stateを卒業するわけではありませんが,もうすでにここには愛着湧いてますわw たったの2学期で実にたくさんのこと学ばせてもらっています.



さ,そんな話はこの辺にして,以上現実逃避でした.


2010年4月4日日曜日

恥ずかしい

過去三つのブログに加えて,もっと何か言ってやろうと思いましたが,えらそうなことを散々語って,自分があまりに無知なことを知り,ここでやめることにしました.自分が感情的だったのも分かっております.恥ずかしい限りです.

何か語る前にまず何でそうなのかを考えなければなりません.必ずそこには理由があるはずです.日本の社会構造や国際関係が絡んでいるということです.

それでもなお日本が技術大国なり経済大国なり言われています.これは企業が支えているということなのでしょう.まぁ所詮イメージですが….

まぁ仮に企業が支えて成り立ってるとして,今の状態を変えようったって,でかいリスクを抱ながらそれを変えて,何が良くなるのか考えなければなりません.

政治もくそだっていわれていますが,なんだかんだいって良くできてるシステムだとか.

アメリカの大学の教育がいいと言っても,すべての大学がそういうわけではない.大学教育の面でも競争が及んでいて,一部の上流大学が優れている一方で,決してすべての人が高い教育を受けられるわけではない.

僕にはどれも全然わかりません.見てないし知識もない.ぐだぐだえらそうなこと言う前に,もっと勉強すべきなんです.外のこと外のこと言う前に自分の国のこと知らないと話になりません.

今までの人生,とりあえずいっぱい勉強して,大学入って,また勉強して,そうしていれば文句を言われない環境で育ってきました.
でも僕は世界についてあまりにも無知です.自分の国のことさえ知りません.井の中の蛙の方がまだましです.自分の世界のことくらいは知ってるんですから.

もっといろんなこと多角的に見て,人と議論しないと,俺みたいによく分からないのが生まれるんです….世界で活躍したい子供が年々減っているのも,国民が政治に無関心なのも,社会的に,教育的にそうだからなんだと思うんですが….

こんなの気づいてる人世の中にはごまんといるはずです.それでもこれが続いているのは,果たして意図的なのか,理由はあるのか,もうあきらめているのか.何か煮えきりません.

社会がこうだから難しいとか言われても,何か納得いきません.何か理由つけてやる前に「~だから」であきらめたって始まらないじゃない!別に何かやったっていいじゃない!!

多分今はいくらロジックで言われても,体が理解しないフェイズなんだと思います.つまりもっと社会のこと勉強しろってことですね.

だから,帰国後に一緒に勉強する人募集します.ゼミ形式で発表して議論する的なやつ.社会全般何でもやりたいです.政治,国際関係,経済,宗教,とにかく何でも.いろんな分野の人が集まればそれだけ考え方が集まって,それだけ勉強になるはずです.プレゼンの練習にもなるはず.
自分の議論の下手さも大嫌いです.人の話を聞いてなるほどなるほどって言って,自分の意見は定まらないし,意見の展開の仕方も相手の顔をうかがうこの癖にはもううんざりだ.

僕は意思が弱いから,ここで一回言っておいて,逃げられない状態にしますw

いくら忙しくても週一くらいなら!誰も賛同者がいなくてもあきらめません.何か悔しいし煮えきらんので….

また長くなりました.しかもまとまりも構成も最悪.いつも感情で書いてるのが分かりますね,はは.

とりあえず固い話はこれくらいにして,次回からはフロリダとかの話ができそうですね.あと最近の授業の感じとか!

2010年4月3日土曜日

4. Re:うーん…そっちも申し訳ない

日本の大学って1

日本の大学って2



こんなこと書くと怒られそうですが,もう先生の授業に対するやる気も違う気がします.何でここのシラバスはあんなに薄っぺらいの?先生がオフィスアワーをきちんと設けていることなんてほとんどないじゃん(アポイントメントによるはあるにしろ).宿題とか全然出さないじゃん.出しても解説なんてしないジャン.中間だって同じジャン.



もっと基本的な部分をキチンと理解させるようなやり方ないんでしょうか.中身が抽象的すぎですよ.もっともっと具体的なシステムに当てはめてみるとかがないですかね.だから学生はよくわからんまま式だけ暗記して以上!みたいになっちゃうんですよ.それに生徒を簡単に浮かせすぎじゃないですか?これじゃあ勉強しない人だって出てきますよ.

てか授業時間が週に一回90分なんて終盤誰も聞いてないっしょw しかも少なすぎ.これじゃ先生が急がなきゃならないのもわかりますが….




日本に来る交換留学生の中では,日本の大学は楽だから遊びに行く感覚で来るって人がいるという噂を聞いたことがあります.完全になめられてます.しかも何も言えないのが恥ずかしい限りです.



先生が面倒みないと成長しない生徒なんてとんでもないと,ある先生に言われたこともありますが,でもそれによるoutputがすぐれた生徒の育成だったら,やる価値あると考えています.間違いなくこっち(pennstate)の学生のほうが,苦労してプロジェクトをやっている分,専門分野きちんと理解してますよ.


おそらく,先生が思っている以上に学生は無知です.ある程度レールを引いてもらわないと迷っちゃうんです.放置するのは成長してからで十分じゃないですか.せめて学部のうちぐらいはしっかり面倒みて,世に送り出してください.面倒みるのは研究室配属してから,的なままでは中途半端なまま世に出てしまいます….


2010年3月29日月曜日

日本の大学って2

こんな
教育環境にさらされる中で,フォールセメスター中は,ただ単純にすげーすげー,って思ってたのですが,スプリングセメスターで思いが変わりました.



-ん?俺,学部4年レベルの授業で,なんでこんなひーひーいってるんだ?うちの大学院の授業より普通に高度じゃね?

-機械系の学生のデザイン能力高い.授業で実践積んでるみたいですなー.俺も機械系卒ですが,んなことやった覚えありません.CAD?SolidWorks?機械系卒ですが,生まれてこのかた触ったことすらありませんが?

-俺まがりなりも大学院生だよな?大学院レベルの授業にここまで付いていってないって….

-学生も頭よくね?特に大学院生.まじで足元にも及ばん….

そして

-俺が学部で勉強したことってなんだったんだろう….



つまり,日本の大学ってどうなんだろう.教育だめじゃね?と思っています.



自分が学部でやった勉強は大したことないなーと,感じることが多いです.大して理解せず,テスト受けて気づいたらあれま卒業ですわ.

てか,機械系卒の学生が,デザインをしたことがないってどうなんでしょうねー.一応機械では名が通ってるって噂ですけどねー,うちの学校.学部レベルに限っては,嘘ですよそんなんw



てか授業自体,教科書自体,深く理解できるように構成されてないと思う.学部時代に,ノートも教科書も中身が薄くて何言ってるか分からんかったから,図書館で参考書をあさりまくってたのを覚えています.(でも,僕にもやり方があったと思います.先生とアポとって聞きに行くとか,何でそんなことすらできなかったんだろう….)



座学が多い日本に対して,こっちは手を動かす機会が多いです.ものづくりにせよ,プログラミングにせよ.それに,グループワークやプレゼンテーションをする機会の頻度が比になりません.普通に授業受けてれば気づけばグループワークなんて当たり前.やつらのディスカッション能力,プレゼン能力には頭があがりません.

日本のディスカッションとプレゼンってなーんか暗いような….



学生のやる気も違います.特に大学院生.学ぼうとする好奇心が強いです.マスターレベルですでに知識が違います.相当努力して勉強しているんでしょうね.自分の勉強不足が恥ずかしいです.彼らの思考力は本当に強いです.これならいい研究も生まれるでしょう.皆がアメリカの大学院にこぞって行くのが納得がいきます.先生の指示に従って,はい分かりましたと,研究らしきものをしているのとは全然違います.

日本の大学院生(工学系についてしか知りませんが)って,なんかみんな行ってるから行くか,とか,就職につながるし行くか,とかそういうのが多いと思います.恥ずかしながら,僕もその一人です.それじゃあ,ここのような活気は生まれないですよ….



続く.


2010年3月1日月曜日

聞いてもらいたいちょっとまじめな話

まじめな話は後半です。相変わらず長いので最悪前半は飛ばしてでも後半だけでも軽く目を通してもらいたいです…

先週はいろいろと嵐でしたw

実は日本からの来客があったので、この田舎町ステイトカレッジをご案内させていただきました。
忙しいことを理由にあまりダウンタウンをゆっくり歩いたことがなかったのですが、意外なものがあったり、住んで7ヶ月目の私もずいぶんと勉強させていただきました。

ステイトカレッジのダウンタウンは、ペンステイトから道路一本はさんで隣にあります。そう、歩いて5分か10分もすればダウンタウンです。今思えばこれは便利だなーと感じます。

ダウンタウンは下町という意味ではなくて、繁華街、中心街という意味で、その町の主要な地区をさすので、これが大学のすぐ隣にあるというのは、さすが学生の町だなーと、そういうことなのです。

うれしいことに、レストランが多い、これもステイとカレッジのダウンタウンの特徴です。
アメリカンはもちろん、チャイニーズ、インディアン、コリアン、スイス、メキシカンとチョイスは豊富です。ちょっと雰囲気のいいうまいレストランもあったりして、うわさで聞いてたアメリカの料理くそまじー!を覆す充実振りです。もしステイトカレッジに来るなんて奇跡があれば、絶対紹介するいいレストランが一軒あるので、どうぞお越しの際にはご連絡ください。

実はジャパニーズも数件あるのですが、あえてジャパニーズを列挙しなかったのは、僕がジャパニーズと認めないからです。Teriyakiは照り焼きではありません。Sushiは寿司ではありません。あれうそです。日本人少ないからってなめすぎです。特に照り焼きなんて自分で作ったほうが100倍うまいです。

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さて、週末は案内の追加(むしろメイン)でNYに行きました。ステイトカレッジから高速バスで$35、わずか4時間でついてしまいます。
今回は二回目ですが、一回目とは違う価値ある二回目でした。
印象的なものをあげれば、おいしいNYチーズケーキの店、安くてボリュームたっぷりでうまいリトルイタリーのランチ、おいしいブラウニーの店、そしてうってつけが、ちと高級なセミフォーマルのステーキハウスですね。(全部食いもんか。)最後にはチャイナタウンのカフェに突撃してご飯食べましたが、$3も払えばもう満腹になれました。
ええ、ご飯はうまいです。ご飯以外の売っているものも、ステイトカレッジと違っておしゃれなものが多いです。

ただ、私個人としてですが、NYが大好きだ、とはどうしても言えません。
場所によりますが、治安の問題、待ち行く人の冷たさ、そして特に、従業員(特に黒人系)による、日系人に対するあからさまな、軽蔑はさすがに堪えます。
前回の旅行ではそこまで気づきませんでしたが、さすがにすこーーーーーしアメリカに慣れてみてからふらふらすると、もう一目瞭然です。NYに行く度に日本かえりてー、と思うのは私だけでしょうか。もともと田舎好きの私なのであてにならない情報ですかね。
でも決して悪い街とは言いません。遊ぶ分には十分楽しめる街です。特に旅行者にとっては新鮮なものがいっぱいで、アメリカの良い部分も悪い部分も一度に知るという意味でも、いい街だと思います。
治安の問題も、適切な場所、時間で、適切な手段をとって行動すれば十分避けられるレベルです。
なので、私のせいでNY行きたくなくなったなんて、言わないでくださいね。

写真は後日アップロードということで♪
来週からスプリングブレイクーーーー!フロリダにいってきて泳いできまーす!!!!

------------ この辺から是非読んでいただいて考えて欲しいのです -------------

そして現実逃避は終了。先週はかつてないほどに勉強をしていないので、もう何も考えたくないくらいものが詰まっている気がします。

そろそろまじめな話です。
そして例のシニアデザイン。もうあまりにふがいなく惨めで、胃がはちきれそうだったので、とうとうall宛てに、ごめんなさいメールを送りました。
そしたら一時間もしないうちに、チームメンバーみんなからメールバンバンが返ってくるのなんの。。。
ここに全文貼り付けたいくらいの文章でした。

・迷惑なんてとんでもない。君は良くやってくれてるよ。だから謝ったりしないでほしい。
・チーム全員が君がいることをうれしく思ってるんだよ。
・君がつらいのはわかる。みんな英語を話す中でやっていくのがどれだけ大変なことか。
・君が俺らの会話を理解できないことがあるのは気づいてるよ。でもそんなのあたりまえ。質問があったらいつでも聞いてくれ。
・この授業、短時間でかなりのことをやらされてて、俺らでもつらいんだから。
・何かあったら俺のとこに個人的に聞いてくれても、いつでも助けてあげるから。
・俺が日本に留学してたとしたら、こんなつらい授業取らないよ。その勇気に敬意を払う。
・おまえは俺らチームの一員だ。だから一緒にやっていこう。
・もし自分が仲間はずれだと感じるようなことがあったらいつでもいってほしい。俺らはいつでもお互い助け合うために一緒にいるんだから。
・とにかく、心配するな!!!!!

もう涙もんです。まるで電車男にでもなった気分でした。
アメリカ人が冷たいと思っている方がいたら、是非思い直してください。
確かにむかつくやつはいっぱいいます。マナーのかけらもねーなと思うような奴もいます。英語が下手なことを馬鹿にするやつもいます。
でも、こういう人たちも確かにいるんです。そしてチームのみんながこう思ってくれていること、このようなメンバーにめぐり合えたことを、心のそこから幸せと感じるべきだと思っています。

日本人の学生の方、考えてみてください。自分の学生実験やゼミのメンバーの一人が留学生だったとしたら、うわ、はずれだ、全員日本人だったら楽なのに、と、思ったりしませんか?
研究室に所属している方。留学生だけ夕飯に誘わないとか、ちょっと目があっても英語が話せないという理由で、目をそらしてしまったりしたことがある人、いるはずです。
飲み会とか花見なんかに行ったら、日本人の輪と留学生の輪できっかりと分かれてたり。
留学生が何を言っているか結局理解できずに、なんかうやむやなまま話が終わったりした経験がある人もいると思います。
はい、僕は全部経験があります。

とにかく、どんな場面であろうと、目の前にいる留学生が、どれだけ勇気を振り絞って、なぞの言語日本語しかあやつらない国民だらけの日本行きを決意して、どれだけ努力をして第二言語、第三言語を学んで、どんな思いをしてそこにいるのか、ちゃんと考えたことがありますか?

彼らはなれない言語に囲まれて、血のにじむような努力をしているはずなんです。彼らは少なからず心に不安を抱えているはずなんです。ですから、その彼らの不安を駆り立てるようなことは、決してして欲しくないのです。英語が話せなくてもいいから、せめて目が合ったときくらい、笑ってhelloと言うだけでも違うと思うのです。
特に世界中の言語の中でも難解言語に部類される日本語学んでいる留学生なんて、敬意を払うべきです。

僕なんかが言っても説得力があるかはわかりませんが、日本のそういうところは見直すべきだと思うんです。英語を超超勉強してぺらぺら話せるようになれとか、そういうことをいっているのではありません。英語話せないとか、嫌いとか、そういうことは個人によるところが大きいので、特に仕方のないことだと思います。
目の前に困っている人がいたらサポートしよう!と、それだけのことだと思うです。

えらそうなことを言って不快に思った方がいたらすみません。どうか一人でも多く、留学生を理解しようとする方が増えることを願っています…。

相変わらず長くてすみません…。それではそろそろ寝ますー。ふわーーーーー。

2009年3月27日金曜日

日本の大学って①

お久しぶりです.春休みの報告は今度します.フロリダ行ってきちゃいましたよー.

さて,最近思うのは,日本の大学このままでいいのかよおい!ってことです.

今回はここでの教育で感じたことをつらつらと書きます.

確認ですが,僕はペンシルバニア州立大学,通称ペンステートに交換留学中です.
この大学は全米で総合50番くらいに入る大学です.理系になればさらに上がります.機械系とインダストリアル系はさらにさらに高いです.え?50番じゃん,と思うかもしれませんが,アメリカではこれはすごいことです.特に私立がトップの多くを占めるここでは,州立大学がここにいるのは大したもんです.そんな大学で,日本の国公立の学費で勉強させてもらって,まじで幸せもんです.グッジョブ東北大です.たぶんここは学費だけで1セメスターだけで200万円くらいかかってます.高いですね.

でも,教育はすばらしいものです.お金をかけているだけ設備がしっかりしています.上位の大学とかそういうことよりも,アメリカ全体の基本的な教育システムがしっかりしているからだと思います.
お金をかけているから当たり前だろといわれるかもしれませんが,じゃあ宿題を出したり,中間テストをしてくれたり,授業に関連したプログラミングプロジェクトをさせてくれたり,この辺に関しては学費云々ではありませんね.先生の面倒見がとてもいいのです.そうするのが当たり前なのです.オフィスアワーが充実しているので,安心して勉強ができるのです.(TAにお金がかかっているのは確かですが,先生だってオフィスアワーをしっかり持っています.)

僕は宿題をたくさんだしたり,テストしたり,出席を取る先生を,意地悪な先生とは思いません.僕らが勉強する上で理解するのをサポートしてくれているのです.やらなくても変わらないことを,手間と時間をかけて,僕らのために,宿題やテストを逐一作ってくれて,すべて採点してくれているのです.だからここでの教育は好きです.

ここではちゃんと開示されます.宿題も中間も,次の週には返されます.自分がどこで間違えたのか,何点とったのかが分かります.先生もきちんとそれらの解説を授業中にしてくれます.そして,それらの問題と解答はすべて授業管理用のwebpageにupされ,いつでもアクセスできるようになっています.そのサイトは学生ごとにアカウントがあるので,自分のすべての授業をそこで管理できます.

シラバスもしっかりしています.成績の評定方法が明確です.説明も丁寧です.日本のシラバスのような短くありません.

感心させられます.

続く.